NEWS

カブキ体験プログラム

大和田レインボウ・プロジェクトとは

 未来を担う子どもたちのために。
 仲間たちとともに音楽の練習を重ね、緊張の中で発表を迎える。そんなかけがえのない体験の場として、渋谷区が2014年にスタートさせたプロジェクト。
 これまで8年8回に亘って、ビートルズ、ジョージ・ガーシュウィン、チャーリー・パーカー、デューク・エリントン、チャールズ・ミンガスと、ポピュラー音楽の歴史に重要な足跡を残した音楽家をテーマに取り上げ、ジャズに挑戦してきました。
 プロジェクト・リーダーにジャズ・ピアニストの山中千尋さんを迎え、主任講師にトロンボーン奏者で作曲・編曲家の松本治さん、そして経験豊かな講師陣が揃いました。集うのは小学3年生から大学生までの管楽器を学ぶ音楽大好きなメンバーたち。3ヶ月のレッスンの中でさまざまな体験を重ね、本番のステージでその成果を披露、大いなる達成感に包まれながら、聴衆に新鮮な感動を届けてきました。
 渋谷区では、基本構想で掲げる「あらたな文化を生みつづける街へ。」を実現するため、それを担う若者を育むため、これからも大和田レインボウ・プロジェクトはさらなる未来へ向かって歩み続けます!!

*レインボウに込めた思い
 未来を担う子どもたちが、第一線で活躍するプロの音楽家と共演し、世代を超えた音楽体験を、ひとつひとつ積み重ねていくことで、やがて夢と希望に満ちた七色の大きな虹になるような活動を目指して「レインボウ」をプロジェクト名に冠しました。


2022.1.3 「さくらホール ニューイヤー ジャズ・コンサート」より

伝統芸能プログラム

講師紹介

講師紹介

 ニューヨークを拠点に世界を駆ける、日本が誇る女性ジャズ・ピアニスト。リリースされたアルバムは、国内のあらゆるJAZZチャートで1位を獲得。米メジャー・レーベルのデッカ・レコードとも契約を果たし、全米デビューも飾る。ダイナミズムと超絶技巧、ジャズの伝統と斬新なアレンジを併せ持つ、今まさに活動の絶頂期を迎えているピアニスト。
 2019年にはサンセバスチャン・ジャズフェスティバルのトップ・ラインナップに、北京ブルーノート4公演、名門ジャズクラブのロンドンのロニー・スコット、パリのニュー・モーニング、ミラノのブルーノート、ワシントンのブルースアレイに出演。それらの公演はソールドアウトとなるほどの評判を博し、英国ガーディアン紙のジャズレビューでも激賞される。米NBCラジオ、カーネギーホール、ケネディーセンターで自己のトリオで出演する他、米リンカーンセンターでのジェームス・P・ジョンソン・トリビュート記念コンサートにイーサン・アイバーソン、エリック・ルイスらとともにソロで出演。また「ラプソディ・イン・ブルー」を東京都交響楽団、NHK交響楽団、群馬交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演でも絶賛を得る。2020新年にはニューヨークのアポロシアターでの公演もソールドアウトとなった。2022年はスイス・ベルンのマリアンズ・ジャズルームで公演し、6月には東京芸術劇場での芸劇リサイタル・シリーズ「VS」に出演。
 第23回日本ゴールドディスク大賞、スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞、NISSAN PRESENTS JAZZ JAPAN AWARDなど権威ある賞を多数受賞。

 1978年「原信夫とシャープス&フラッツ」にリード・トロンボーン奏者として入団。その後「高橋達也と東京ユニオン・オーケストラ」のアメリカ遠征メンバーとして同楽団入り、帰国後退団、フリーランサーとしての活動を開始。1980年代以降は、坂田明セクステット、今堀恒雄の「Tipographica」などに参加、同時に山下洋輔、渡辺香津美など日本ジャズ界のトップ・プレイヤーにアレンジを提供する他、スタジオ・レコーディングにも数多く参加。2006年「ラプソディ・イン・ブルーBIGBANDバージョン」を山下洋輔BIGBANDで初演(オーチャード・ホール)、編曲、指揮を担当。以来、山下洋輔BIGBANDの編曲・指揮者として数々の作品を提供、2014年は『新世界より』(ドヴォルザーク)と『展覧会の絵』(ムソルグスキー)のクラシック作品を編曲、初演、その斬新な試みが賞賛された。2015年は国際交流基金の企画によって、アジア各国から選抜された若者28名から成る“Asian Youth Jazz Orchestra”の音楽監督を務め、1ヶ月間の東南アジア・ツアーを行い、翌2016年1月には日本公演を成功させた。
 現在は、自己のグループ「Trigonometria」「Musica Immaginaria」、新しいサウンドを追求するBigband「HFG」の他、渋谷毅オーケストラ、水谷浩章ユニットなどでのライブ活動、またコンサート、レコーディングに数多くのアレンジを提供、話題となった小島麻由美の『ONE PIECE FILM GOLD』劇中曲“GOLD&JIVE~SILVER OCEAN”の編曲などを行う。指導者としても、1994年から今春まで洗足学園音楽大学ジャズ・コースの講師を務めた。

 東京藝術大学音楽学部器楽科卒。現代音楽のスペシャリストとして、国内外の新作初演に数多く携わる。ALMレーベルより4枚のソロCDをリリース、音楽芸術などで特選盤の評価を受ける。ヨーロッパ主要都市にてソロリサイタルを開催。全音楽譜よりアーバン金管教則本全3巻を編著。洗足学園音楽大学・茨城大学教育学部講師、日本トランペット協会常任理事。上野の森ブラスコンサートマスター。曽我部ミュージックパブリシング代表。
野口体操同好会「のの会」主宰。

 武蔵野音楽大学器楽科卒業、同大学院(音楽教育専攻)修了。
東京都荒川区立赤土小学校、板橋区立高島第五小学校、豊島区立高南小学校、練馬区立小竹小学校、各元教諭。元東京都小学校音楽教育研究会管楽器研究会副理事長、現管楽器研究会顧問。福富金管バンド主宰、土田明人バンドメンバー。
著書:『教室ソングブック~みんなでうたお!』『たのしく歌おう~アミーゴでサンバ』『おもしろたのしい合奏曲集』など。

 1992年生まれ。音楽家。即興演奏と作編曲の二極を基盤とし、多様な分野のアーティストと共演・共同制作を行い日々触手を伸ばす。『galajapolymo』主宰、『Tokyo sound-painting』『SAX CATS』『hikaru yamada and metal casting jazz ensemble』『OTOMO YOSHIHIDE Small Stone Ensemble』『渋さ知らズオーケストラ』などに参加。ライヴパフォーマンスの他、録音作品へのアレンジ提供・演奏/広告メディアへの音楽提供/ワークショップなどイベント企画/講師活動/専門誌「Sax World」でのコラム連載などを行う。 https://www.misaxophone.me
© SHIBUYA CULTURAL CENTER OWADA All rights reserved.